noillionについて

利害から離れ、経営判断に明確な見解を示す

経営者が重大な判断を迫られたとき、相談相手がいないとは限りません。

幹部、取引先、金融機関、ご家族。

それぞれが、経営者を支える大切な存在です。

しかし、判断の結果によって処遇、取引、融資、生活が変わる以上、意見にはそれぞれの立場が反映されます。

noillionは、経営者の判断に利害を持たない立場から、いま起きている状況を構造として分析するメンタリングサービスです。

両論を並べるだけで終わらせません。

何が変えられ、何が変えられないのか。
それぞれの選択によって、何を得て、何を失うのか。
どちらを選べば、その後にも経営者自身が動かせるものが残るのか。

noillionとしての見解を、理由とともに明確にお伝えします。

その見解を採用し、実行に移すかどうかの決裁は、経営者ご自身に委ねられます。


なぜ、答えを得ても決められないのか

判断が決まらないのは、情報が足りないからとは限りません。

値上げをすれば、利益が戻る一方で、取引先を失う可能性があります。

値上げをしなければ、取引先を維持できる一方で、利益が失われていきます。

人員を維持するか、体制を変えるか。
事業を承継するか、自ら握り続けるか。

重大な経営判断では、どちらにも得るものと失うものがあります。

多くの経営者が消耗しているのは、選ぶことそのものではありません。

最初から存在しない「何も失わない答え」を探し続けることです。

noillionでは、一方を選べば得るものと失うものが同時に動く、この意思決定の構造を「A+B=0」と呼んでいます。


トレードオフに答えを与える「A+B=0」

AとBは、対立する別々の選択肢ではありません。

一枚の板の両端のように、一方を動かせば、もう一方も同じ構造の中で動きます。

値上げをすれば、利益が戻り、取引先を失う可能性が生じる。

値上げをしなければ、取引先は残り、利益が失われる。

どちらにも得るものと失うものがある以上、「何も失わない正解」は存在しません。

A+B=0では、どちらなら損をしないかを問いません。

二つの選択肢に含まれる得失を整理したうえで、どちらを選べば、判断後にも経営者自身が動かせるものが残るのかを判別します。

原材料費の上昇、人口の減少、法制度の変更など、自社では止められない変化があります。

止められない変化に逆らう判断を選べば、その後の結果は外部環境に委ねられ、自ら動かせる範囲が狭くなります。

一方、すでに起きていることを事実として受け入れれば、価格、取引条件、業務体制、提供価値、承継時期など、次に動かせるものが見えてきます。

受け入れることは、諦めることではありません。

変えられないものとの争いをやめ、次の行動を自分の手に取り戻すことです。

noillionが見極めるのは、単純な損得ではありません。

どちらの判断に、次の行動が残るのか。

その違いを事実から分析し、どちらを選ぶべきかについて明確な見解をお伝えします。


noillionが提供するもの

noillionのメンタリングでは、ご記入いただいた内容をもとに、主に次の点を分析します。

  • 現在、実際に起きていること
  • ご自身で変えられることと、変えられないこと
  • それぞれの選択によって得るものと失うもの
  • 判断後にも手元に残る選択肢
  • 次に動かすことのできる要素
  • 判断を止めている前提
  • その前提が、確認できる事実と一致しているか

お返しするのは、一般的な成功法則や、あらかじめ用意された回答ではありません。

個別の状況を一つの構造として分析し、それぞれの判断がもたらす結果と、noillionとしてどちらを選ぶべきと考えるかを、理由とともに書面でお伝えします。


noillionが守る三つの原則

1.決裁権を奪いません

noillionは、どちらを選ぶべきかについて、理由とともに明確な見解をお伝えします。

ただし、その見解を採用し、実行に移すかどうかを決裁するのは、経営者ご自身です。

決断を強制することも、不必要に急がせることもありません。

2.判断の結果に利害を持ちません

noillionは、御社の取引先、金融機関、株主、幹部、競合ではありません。

どちらをお選びになっても、noillionの側に利益も損失も生じません。

判断の結果に利害を持たない立場から、事実と構造に基づいた見解をお伝えします。

3.ご相談内容を第三者に開示しません

ご記入いただいた内容およびメンタリングのやり取りを、第三者へ開示することはございません。

やり取りは、すべてメールで完結します。

お電話、オンライン面談、訪問は行いません。


一般的なコンサルティングとの違い

一般的な経営コンサルティングでは、業界の事例、数値、既存の経営理論をもとに、改善策や実行計画が提示されます。

noillionが扱うのは、それらの回答を得ても決着しなかった判断です。

過去の成功事例が、現在の御社にも当てはまるとは限りません。

業界で当然とされている前提が、いま実際に起きていることと一致しているとも限りません。

noillionは、一般的な答えをもう一つ追加するのではなく、これまで問い直されなかった前提から分析します。

一般的であることと、御社にとって正しいことは、同じではありません。


noillionが行わないこと

noillionは、経営者の意思決定を分析し、整理するためのメンタリングサービスです。

法律、税務、会計、投資その他の資格を要する専門業務を提供するものではありません。

専門的な判断が必要な事項については、弁護士、税理士、会計士その他の有資格者へご確認ください。

また、売上、利益、資金調達、事業承継その他の特定の結果を保証するものではありません。

noillionが提供するのは、結果の保証ではありません。

経営者が事実と構造を把握し、判断後にも自ら動ける選択をするための、明確な見解です。


運営者について

noillionのメンタリングは、Sillion B.V.代表の野中宣行が提供します。

ツテのないアフリカの孤島で人脈を築き、ウクライナでは政府関係者からの紹介を起点に事業を展開。

タイ、中国を含む十数カ国で生活と活動を重ね、北極圏の街へ遠征し、オランダでは二つの古城で暮らしました。

現在はオランダで法人を経営し、9頭のアイスランドホースと生活しています。

20年以上にわたる人間の意識と意思決定の研究、そして既存の正解が通用しない環境で積み重ねてきた経験から、一般的な経営理論だけでは決着しない判断を分析します。

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次のステップ

会計士、幹部、事業仲間、既存の経営理論。

それらの回答を得ても、なお決められない判断が残っている。

noillionが扱うのは、その先です。

現在抱えている判断を、利害から離れた場所で構造から分析したい方は、各メンタリングプランをご覧ください。

お申し込みから分析書面のご返送、追加のご質問まで、すべてメールで完結します。

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